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演算子1(C++)

 C++において演算子(えんざんし)とは,数値などのデータを計算する記号(など)である.種類が多いので,まずは基本的なものを挙げる.

四則演算子

 四則演算とは,加算(足し算)・減算(引き算)・乗算(掛け算)・除算(割り算)のことである.C++では整数値や小数値について四則演算を行うことができる.なお,上記の4種類の演算に加え剰余(割り算の余り)も含まれる.

書式

 四則演算子は以下のように使う.
数値 演算子 数値
左右の「数値」はそれぞれ整数値か小数値であり,その間に演算子を書く.ただし,剰余は整数値に対してのみとなる.

加算

 以下のように「+」記号を使って数値同士の和を計算する.
cout << 2 + 3;
これを実行すると「5」(=2+3)が出力される.

減算

 以下のように「-」記号を使って数値同士の差を計算する.
cout << 2.5 - 0.3;
これを実行すると「1.2」(=2.5−0.3)が出力される.

乗算

 以下のように「*」記号を使って数値同士の積を計算する.
cout << 2 * 1.4;
これを実行すると「2.8」(=2×1.4)が出力される.

除算

 以下のように「/」記号を使って数値同士の和を計算する.
cout << 15.0 / 4;
これを実行すると「3.75」(=15.0÷4)が出力される.
 ここで注意すべきなのは,整数値同士の除算の場合は結果が整数値に切り捨てられることである.例えば以下の場合,
cout << 15 / 4;
これを実行すると「3」(=15÷4の小数点以下切捨て)が出力される.

剰余

 以下のように「%」記号を使って数値同士の和を計算する.
cout << 13 % 5;
これを実行すると「3」(=13÷5の余り)が出力される.

代入演算子

 代入演算子は代入を行う演算子である.

書式

 代入演算子は以下のように使う.
変数 演算子 数値
変数 演算子 式
変数 演算子 変数
右側(右辺)の「数値」や「式」,「変数」の値を左側(左辺)の「変数」に代入する.その間に演算子を書く.「式」とは数値と演算子を含むもの(上記の例のものなど)で,その演算結果が変数に代入される.

単純代入

 以下のように「=」記号を使って,文字通り単純に右辺の値を左辺の変数に代入する.
iVal = 3 + 5;
これを実行すると「iVal」の値は8になる.

複合代入

 複合代入とは,他の演算子による演算結果を代入することである.他の演算子と「=」を組み合わせた演算子を使う.
例えば以下のように,「+」と「=」を組み合わせた「+=」がある.
iVal += 10;
これを実行すると,「iVal」の値は元の値+10になる.

比較演算子

論理演算子

インクリメント,デクリメント